若干、ご飯は進みませんが。

1月 6th, 2009

503.jpg 仕事始め。明けましてはヲメデトウだが今年はヨロシク、言いません――
 
 年明け一発目の仕事に“ハローワーク・インターネット検索”を閲覧すると決めていた完全転職希望の私だったが、帰省組より土産を頂き、予期せぬ上機嫌に。思わず、今年もヨロシク!と完璧な笑顔を振りまいてしまった。土地土地の無名銘柄の純米酒。これはやはり心から嬉しい土産物だと、決意も俄然揺らいで行く・・・(弱っ)
 それにしてもフルタイムで呑み続けた正月休み。特別、行楽地などへは行っていないが、毎晩アホみたいに酒を呑みに出かけていた。年末より長く続いた暴飲のおかげで胃は限界にもたれていたが、誘い出してくれる仲間が多くいるということは本当に有り難いこと。やはり呑まずにいられない。体が資本と良く言うが、友人は財産なのである。かけがえのない財産、だから呑まずにはいられない!まぁ、休肝日を作って臓器を休めても、風邪をひくのがオチ。少し前の話だが真面目に休肝日を二日間設けたところ、バッチリ風邪をひいたし(笑)
 やはりアルコールにより、体はHOTに守られていた。ならばせめて、肝臓や胃に良く効くとされる食べ物で補おうではないか―― また“アレ”を食べに、オフィス街からは信じられない程、遥か遠く離れた里山へと、車を走らせた。
 
 鯉御膳―― 洗い、甘煮、汁を中心としたジャパニーズ鯉料理の王道を行く、鯉御膳。サラリーマンの平均的な昼飯代金は500円前後と聞く。それに比べると私はおよそ三倍を硬く維持している。だがこの鯉御膳に至っては、もはや比ではない。しかし誤解はされたくない。金額は自慢でも何でもないのだ。むしろ私の昼飯エンゲル係数は高いので、生活水準は低いのかもしれない。いや、完全に低い!
 違うのだ。私はそこに本気なだけなのだ。残念ながら鯉が美味い。だから私は今年も本気なのだ――
 
 しかしこうなると、やはりおいそれとは仕事を辞められない。本気の私は改めて、今更、今頃に気付いたのであった。
 
 (笑)

先っぽだけの年頭挨拶。

1月 1st, 2009

502.jpg 明けましてヲメデトウ御座います!
 
 年頭よりバンドのホームページ共々、リニューアル出来れば綺麗なスタートが切れたのですが、相も変わらずグダグダに呑んだ暮れておりまして―― 切れも悪く、年は明けてしまいましたが、近く、移転リニューアルの所存で御座います。
 リニューアルの折には【新装・昼飯の誘い】【イイ女研究所・巨乳編】【続・20代から始める湯治旅】【新編・藤見荘からハリウッド】、そして【小銭旅行・総家出編】など色々と仕込んでおりますので、何卒気長にお待ち下さい。
  
 昨年にはバンドメンバーの結婚が二つあり、気が付けば私以外は全員所帯持ち(!)という、なんともアダルトな現状を突きつけられております。それでもここに来て、それぞれのタイミングと熱意がようやくマッチ。真剣に楽器を握る決意を新たに、私達は話し合いました。しかし、というかやはりというか―― 音楽性云々では決してなく、論議は脱線しあらぬ方向、いや、いつもの方向へと。
 
 今、何が面白いか―― 何故、いつもそこに見出すのか(笑)そして見出された答えも、とても文面には出来ないような“卑猥”に終わりました・・・ やっぱり不真面目で、とてもまともでは御座いませんが(笑)俄然、楽しく、愉快であるということが重点。これが私達の最大最小の個性でした。というか、それしかありませんでした(笑)
 
 バスターズの核弾頭、Y.K.。頭脳、エル三浦デルサント。感性、ヤスヲガワTEXMEX。役者、マーベリック大平。そして私こと鬼、HMスティング。その他MDFACTORYファミリー共々、今年も変わらぬご愛顧の程、何卒宜しくヲ願い申し上げます!

とっさのチャイニーズ。

1月 1st, 2009

501.jpg 年の瀬も押し詰まり、年忘れという名の大儀なき呑み会が連日連夜に渡る。しかし二日酔いはあまりなく、起き抜けにまだ“酔っ払っている”状態で朝を迎えることが多い。胃もたれ、下痢、激しい倦怠感はあれど、体は元気そのものである。なんつたって、未だ酔っ払っているからだ。
 酔いの内で、動かない頭の中を探る。私は何故こんなにも、朝から泥酔しているのかを探る。SO、記憶がないのだ―― 記憶はいつも何処かに置き去りのようで。
 
 揺られた通勤電車で、更にHighになりながら記憶を辿る。しかし超断片的な記憶より確かな活動録は、携帯電話の中に記憶されていた。“若干の盗撮紛い”画像が昨晩の興奮を呼び起こす。深いスリットが何とも艶かしく、記憶の糸を繋いで行く。また行ったのか、俺は―― 
 
 チャイニーズ・パヴ。私の前世は多分きっと、人民解放軍か何かだったのではないかと思うほどに、抱くは大陸への熱き想い。中国人が好きだ。ぁあ、大好きさ(笑)
 
 大の付く不況が近付いているとされる今日この頃では御座いますが、見えない不安なんかを深く考えるよりもまずは楽しむことを!酔いに任せても良いぢゃない!中国人が好きでも良いぢゃない!楽しいこと、それが最上。やはりそれが基本だと。
 
 人間、中々“楽しいこと”だけを考えては生きて行けないもの。むしろ、それほど難しいことはないのかもしれません。しかし、改めて人生とは想像を絶するほどに面白く、楽しいことなのだと、信じなければもったいない。現実がどうの、生活がどうのという言い訳は打算の内。だから嘆くな、腐るな、諦めるな!どうしてもそのスリットの中をまさぐりたいと思う気持ちに、嘘を付くな嘘を――(笑)
 
 失いかけていた記憶より、私は“言い訳をしない生き方”を呼び起こされたような気がします。
 さぁ、盛り上がって参りましたっ(笑)

第三者のドキドキ。

12月 9th, 2008

500.jpg 日中にも関わらず人影も疎らな駅は、何処か物騒を思わせた。聞きなれない言葉で警官に絡んでいた二人組の外国人は、相当に危なっかしい様子であった。対峙する警官はもはや圧倒されていた。しかし私を思わせたのは、そういった治安の悪さではなかった。あらぬ物騒を感じ取ってしまったのは、多分遭遇率で言えば国内屈指の私故の感覚だったのかもしれない。人影も疎らなこの寂れた駅で、私は六感を感じ取った。
 
 ぁ、居たぁ!キチガイだ――
 
 汚れたジャンバーを羽織り、駅前のロータリーをウロウロするその独特なシルエットを見た。若干、聞き慣れたキチガイ語をぶつくさと繰り返しているその様が、私の六感を震わせた。
 
 一瞬の内に慄き、キチガイとの距離を随分と取った私を尻目に、勇気ある健常者がキチガイに肩をぶつけた。大きくよろけたキチガイは、やはり元々が丈夫ではないのだろう。弱々しく地面に倒れ込んだ。それを横目で確認した健常者は、ここぞとばかりに強気な態度に出た。
 
 ちゃんと誤れ、バカが―― 健常者より吐き出された捨て台詞に、私は更に距離を取った。というか、走って逃げた。違う!そいつはバカぢゃないっ!悲しくも、あまりに遠くから放った声は誰にも届くことはなかった。
 
 驚くほどに早い動作で立ち上がったキチガイは、ついに本性を露にした。俺はバカぢゃねぇ――!
 キチガイにしてみれば、健常こそがバカであるのだ。世知辛い世の中を、まともなふりをして生きる方がバカなのである。強ちそれは、間違いでもないような気もする。むしろ的を得た意見なのかもしれない。私は改めて思わされた。知ってるよ、アンタはバカぢゃない。キチガイだろう――
 
 あろうことかキチガイに向かい、バカと罵ってしまった健常者の顛末は、話すに酷であった。
 キチガイは胸ぐらに掴みかかり、今にも殴りかかろうと、いや食い殺そうとヨダレを垂れていた。今回は安全な距離を保ち、いざこざにも完全な第三者であるはずの私だったが、何故だか一番ドキドキしていた。警官に食ってかかっていた外国人も、唖然と口論を止めている。
 
 相手が悪過ぎたのだ。ヤクザでも警官でもなければ外国人でもない。相手はSO、キチガイである。タスケテと言われても、それは無理なこと。嗚呼、Jesus――
 
 願うは泰平の世と、更にキチガイより遠のいた私。それでもアタナは私を腰抜けと呼べるのか。
 
 (笑)

恋する寝癖。

12月 8th, 2008

499.jpg ナチュラルに長かった遠地での仕事も、いよいよ終盤に差し掛かった頃。ビール買ってコンビニで済ませちゃった残念な腰抜けと交代で登場した東北の人間は、若いながらも見所のある寝癖だった。
 開口一番の大きな生あくびは、意識が未だ床の中にあることを伝える。その何だかとってもやる気のなさそうな顔を詳しく覗いて見ると、額には堂々と「仕事、つまんね」と記されていた。
 
 おぉ、やる気ないねぇ―― 仕事つまんねスタイルを丸出し中の寝癖に向かい、笑いながら発してみる。すると寝ぼけまなこを擦りながら、寝癖は柔らかい笑顔で答えた。
 
 俺、昨日に移動してきたんスけど、呑み過ぎちゃって。酷いキャバクラだったんスけどハハハ。
 
 こいつは、完全に遊びに来ている―― 同じような匂いがしたのは、何も額に滲んだやる気の度合いだけではなかった。ふとガラス越しに、二人の頭にはお揃いの寝癖姿が写り込んでいた。
 
 生真面目にも朝からしゃんとしているより、白目をひん剥きながらギリギリの時間に出社する輩の方が私は好きである。四六時中気を張り巡らせているようでは、良い仕事など出来ないと私は思っている。余裕やゆとり、それがないと落ち着くこともままならないからである。カラッポの頭だからこその発想は、限りなく自由であり豊かであるのだ。
 
 思った通り、正午に近付くにつれ、信じられないほどに仕事のペースを上げた二人。この分だと仕事の納期には余るほどの余裕すら生まれる。しつこくもこの旅のテーマを思い出し、今日こそは完全下山を決意した私だったのだが、寝癖の出来る仕事に気を良くし口を滑らせてしまった。
 
 とても可愛い仲居さんがいる湯宿を知っているのだが、その寝癖を直しに行くかい―― 二つ返事で快諾した寝癖は、更に仕事に集中した。
 
 
 結局最後は、この寝癖を引き連れての温泉三昧となった今回の出張だったが、思うことはいつも以上にあった。二度とない今に、心を素直に動かすことの大切さを知った。手に届く感動を掴まない輩は、やはり腰抜けであると知った。わざわざ遠路へと誘われたのには、大きな意味があるのだと本気で考えるべし。知らない海を眺めているのは、未知数の希望がそうさせているのだと気付くべし。
 まだ行ってみたい海がある。山がある。町がある。だからこそ仕事も愉しもうと思えば、それは確かなやる気に繋がっていた。
 
 末期の暴飲暴食は今宵も続くが、私は気になって財布の中身を確認した。
 
 さて、帰りの電車賃がない。どうしたものか、俺――
 
 でも、とても良い旅になりました(笑)